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板橋フレンドセンターを視察
2024.2.8に、板橋フレンドセンターを視察させていただきました。
さまざまな理由で学校に行くことができない児童生徒のための場です。
通常の小中学校に比べてとても自由度の高い環境で学習を行なっています。中学生の中で標準服を着用して通っているお子さんはほとんどいないとのことでした。
時間に関しても大まかな設定はありますが、必ずしもその通りにしなくてはいけないわけではなく、好きな時間に来て好きな時間に帰るということもできます。ここに合わせた形でかなり自由度の高い状態で運営されていると感じました。
しかし、基本的には自分で学習を進められるということが前提なので、受け入れば小学校4年生からとなっています。
板橋区では、障がいのあるお子さんは特別支援学級、発達に課題のある子どもたちはstep up教室、そして不登校のお子さんはフレンドセンターにという形になっています。そうは言っても、発達に課題があるために不登校になったということもありますし、診断されていないけれど、発達に課題がありそうだ…など、きっちりとラインを引いて分けられるというものでもありません。そのあたりは柔軟に対応していただいているのかなという印象を受けました。
フレンドセンターなら通えそうだと思っても、地理的な問題もあり誰もが通いやすいとはまだまだ言い難い。学びの場を全てのお子さんに補償するという意味でも、安心して過ごせる居場所を作るという意味でも利用しやすい場にしていきたいです。
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