正直、予算って聞くだけで難しそうに感じますよね。でも中身はシンプルです。
みなさんからお預かりした税金が、今年どこに使われるのか。
そこを、できるだけ生活に近い目線でお伝えしていきます。
前回に引き続き、少しずつ令和8年度の「当初予算」の話をしていく「当初予算シリーズ」です。
第3回テーマ:実は多くの方が知らない「制度の空白」
産後1か月、実は“支援の空白”でした
出産前や乳幼児健診の助成はわりと手厚いんです。
妊婦健診もありますし、3歳児健診もある。
でも――
産後1か月だけ、なぜか自費。
制度としてポッカリ穴が空いていてしまっていました。
いちばんキツい時期に限って、自己負担だった
産後1か月って、想像以上にしんどいのです。
20分寝て起きる。
また授乳。
気づいたら朝。
「休む」という概念が消える時期です。
実際に出産を経験した人ほど分かると思うんですが、
体は回復途中なのに育児は待ってくれない。
だからこの時期、産後うつのリスクも高いのです。
本来いちばん見守りが必要なのに、支援は途切れてました。
今回の助成は、そこを埋めるためのものです。
2026年4月以降に出産予定の方は対象になります
今回の制度、対象になるのは
令和8年4月1日以降に出産する方です。
そして今回の大きなポイントがひとつあります。
「都内共通受診票」で手続きがかなり楽になります
出産は、現在住んでいる自治体とは別の病院になるケースが実は約半数。
これまでだと――
一度自分で支払う
↓
あとから申請
これは、産後の体でやるのは本当に大変です。
そこで導入されるのが
都内共通受診票です。
令和8年10月以降は、
受付で受診票を出すだけ。
妊婦健診と同じ感覚になります。
ちなみに都外の受診でも助成は対象になります。
その場合だけ後日申請になります。
助成内容はここをチェック
内容はシンプルです。
- 産婦健康診査:上限5,000円(2回)
- 1か月児健康診査:上限6,000円

「産婦健診が2回?」と思った方。
最近増えている産後2週間健診にも使えるように設定されています。
つまり、体の回復だけじゃなく
お母さんの心の状態を確認する機会として使ってほしいという設計です。
ここ注意。9月末までは少しだけ手間があります
都内共通受診票は
令和8年9月末まではまだ使えません。
なのでそれまでは、
一度窓口で支払い
↓
後日申請
という流れになります。
ただし安心してください。
区役所に行く必要はありません。
オンライン申請(Logoフォーム)で完結します。
そして一番大事なこと。
領収書と明細書、絶対に捨てないでくださいね!

「自分はどうなる?」と思った人へ
この制度、まだ始まったばかりです。
今年度は特に、
出産予定日によって案内の届き方が変わります。
とはいえ――
基本は何もしなくても板橋区から通知が届きます。
「ちゃんと対象かな?」
「いつ申請するんだろう?」
気になるな、心配だなって方はこの票を確認してください

最後に
産後は、人生の中でもかなり特別な時間です。
うれしい。
でも不安。
そして、とにかく眠い。
だからこそ支援は“切れ目なく”あるべき。
今回の助成が、
お母さんと赤ちゃんが安心して最初の一歩を踏み出す後押しになればいいなと思います。
これからも、現場の声が制度になる流れを届けていきます。

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